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フリースクールAUC 日頃ブログ

フリースクールAUCや会員の日頃の様子を発信しています。
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HSPの話。
突然ですが、ごく最近
自分がHSPであることを受容しました。

まだHSPについては
学びはじめたばかりなのですが
「Highly Sensitive Person」の略で
先天的な気質として、とても感覚に敏感な人
……というような意味だそうです。
何に対して敏感なのかは人によりますが。


この概念を受け容れたきっかけの1つは
不登校すごろくの作業を集中的に進めると言いながら
また夏から体調を崩してしまったせいです。

お待たせしている方たちに申し訳なくて
自分のダメっぷりに落ち込む結果、
ますます不調が続くという負のスパイラル。

こんな仕事の遅さですから、表層的に見れば
「不登校をするような人間は努力ができない」
……と、不登校への偏見をますます助長されてしまう場合が、
これまでもありましたし、今もあるかもしれません。

そうした受け取り方をする人ばかりではないのは分かっていますが、
私がこのように思ってしまうのは、
直接やる気がないと言われたわけではなくても、
ちょっとした他者の視線、一瞬の表情、言葉の選び方などから
「気の持ちようが悪いだけではないか」
「その程度だったら、もっと頑張れるのではないか」など
私に対して疑われているのを感じ取ってしまうことが、
これまでも少なからずあったからです。

もちろん、当事者には回復をされて、
精力的に活動している方も沢山おられるわけで、
私自身はそうなれなかったことが長年コンプレックスでした。
本当は不登校への偏見を払しょくしたいから活動してきたのに、
「不登校は大丈夫」というPRを分かりやすく、
我が身を持って証明することは、
自分の適性や体調やエネルギー量ではどうしても不可能でしたから。

……が、HSPという概念を知ってみると、
上記の自分の状態には、
かなり説明がつくことが分かったんです。


HSPの人は、HSPではない人よりも
感覚の受容体が多かったり感じ方が強かったりするので、
他者の気持ちへの共感性や、本質を見抜く力は高いそうですが
反面、常に強い感覚の刺激にさらされているので
HSPではない人に比べて、とても疲れやすいそうです。
また、内向的で落ち込みやすい特徴もあったり。

私自身、回復のためのセルフヘルプの一環として
長年マインドフルネス呼吸法を続けているのですが、
呼吸法を行うたび、たとえ自分の部屋にいる時であっても
いつも全身がガチガチに緊張していることには気づいていました。
リラックスのためのイメージトレーニングも
併せて行っていますが、これが実に頑固なものでありまして。

それをHSPの概念から説明すると、
神経が四六時中、目に見えない刺激を受け続けているため
疲れやすさにつながってしまうそうです。
緊張状態がずっと続いているのから疲れるはずです。

HSPでない人から見たら、「肩の力を抜けばいいのに」って
批判をしたくなるかもしれませんが、
そこはHSPでないと分からない感覚も多くあるようなんですね。

なので、HSPの本に書いてあった緊張をほどくための方法を
今いろいろと試しはじめているところです。
もちろんマインドフルネス呼吸法も有効な方法の1つでした。
ただ、ほかにも取り入れられるものは取り入れたいと思います。


……加えて、「怠けているのではないか」というような
他者の疑いをやたら敏感に感じ取って、余計にダメージを受けやすいのも、
よくあるHSPの特徴のようです。


また、不登校当事者には色々な人がいるので
一概に決めつけること、特定の物の見方を押しつけることは
もっともやってはいけないものの1つですが……
少なくとも、私が今までつながってきた当事者のことを思い返すと、
HSPの特徴を持つ人の割合、多いかもしれません。
(HSPは5人に1人と言われているので、
少数派ではありますが、決して珍しい存在ではありませんね)

……そう思う理由については、また書きます。
すごろくから話が逸れてしまいますが、
私にとって最新の発見も多いのでお許しいただけると幸いです。


参考文献・「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」
著/長沼睦雄 (永岡書店)
この本にはセルフケアのための知識が詰まっていて
本当に参考になりました。
HSP関係の本は、色々出版されているので
気になった方は書店などで探してみてください。
| aucnpo | そのほかメンタルな話 | 15:56 | comments(0) | - |
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